
外観はまるで「千と千尋」の湯屋のような松田屋ホテル。
史跡と書かれた玄関を入ります。
ほのかにお香の香り。
お部屋に入ると、正面によしずを張った涼しげな簾戸(すど)。
お抹茶と外郎を出していただけます。
山口の名物がういろうとは知りませんでした。
桧(ひのき)のお風呂と大きな岩のお風呂があります。
夜12時に男女のお風呂が入れ替えになり、両方入ることができます。
お風呂は24時間入れますので、ゆっくり温泉に入れました。
高杉晋作・木戸孝允・井上馨・坂本竜馬らが入った維新の湯もあります。
予約はなく、扉が開いていれば入れます。
今回、運良く入ることができました。
ちなみに、お部屋のお風呂もひのきです。
庭も自由に散策でき、足湯もあります。
タオルが用意されていましたので、入ってみました。
お料理もお部屋でゆっくりいただきました。
お世話をしていただいた方もとても感じがよい方でした。
満室であったと思うのですが、あまり他の方と出会うこともなく、静かです。
ここにいると、こうだったらいいのにと感じることがありません。
そう思うことはすべて準備されているからです。
また山口に行く事があれば、必ずここに泊まりたい、そう思えるお宿でした。