とってもとってもとっても頑張っている人が
を出した時は
「やめてもいいよ。」と
言ってあげてもいいそうです。
でも、言うのは勇気がいりますよね。
子どもが何か習い事なんかしてて
ちょっと続けるのを嫌がると
「やめてもいいんやで。」と言ったりしますが、
実際「じゃぁ、止めるわ。」と言われたら
どうしようと思いますもんね。
相手が、金メダルを取ろうかという
高橋大輔くんだったとしたら
そんなこと言うのは、
すごい勇気がいることでしょう。
厳しいリハビリから逃れて居なくなった高橋選手。
やっと帰ってきた彼を見て、コーチが
「やめてもいいよ。」と声をかけたそうです。
その答えは、先日皆さんもテレビで見たとおり、
オリンピックの銅メダルと 世界選手権の金メダル。
やめてもいいんだと思った途端に、
高橋選手は気持ちがふっと楽になったそうです。
本当に好きなものは何なのか、
どうしてそれを始めたのか、
自分はどんなふうになりたいのか、
周りからのプレッシャーや雑念を追い払って
自分自身を振り返ってもらいたいという
コーチの思いが伝わったのでしょうね。